オープンしたての中之島香雪美術館に行ってきた@大阪
昨日は大阪の中之島香雪美術館に行ってきました。
一昨日の3/21にオープンしたばかりで、昨日は開館2日目でした。
阪急電車に乗っているとき中之島香雪美術館の吊革広告を見つけて、興味本位でふらっと行ってみました。
中之島香雪美術館って何?&入館までの話
中之島香雪美術館は、JR北新地駅、地下鉄・京阪淀屋橋駅からは徒歩5~10分で行けますし、京阪渡辺橋駅、地下鉄肥後橋駅に至っては美術館に直結しているので、アクセスは良好です。
google mapで検索したら阪急梅田駅からでも「15分」と出たので、歩いて行くことにしました。(ヒールのパンプスで)
事前に調べた情報によると、中之島香雪美術館というのは、朝日新聞社の創業者である村山龍平さんが集めた美術品が展示されている美術館。
朝日新聞の創刊140周年記念事業として開館したみたいですね。
神戸にも香雪美術館があって、中之島は2つ目の美術館だそうです。
重要文化財19品、重要美術品23点を含む、様々なジャンルの美術品があるとのこと。
1年間、5期にわたって色々な作品が展示されるそうで、今回はその第1期目です。
必死に歩いて、ようやく中之島フェスティバルタワーに到着。
こちらが美術館のある西側の建物の外観です。
googleさんが間違っているのか、私の歩くスピードが遅いのか、(たぶん後者)実際歩いてみると梅田から28分。
ほぼ倍近くかかりました。
日頃の運動不足もあり、正直到着する頃には結構疲れていました。
建物に入ったら、まずはこの長ーーいエスカレーターで3階まで行きます。
3階に着いたら一番奥まで進み、さらにエスカレーターで4階へ。
着きました!
キレイでお洒落な入口です。
早速チケットを求めて受付へ。
歩くのに時間がかかったこともあり、時刻は16時すぎ。(17時閉館)
平日の閉館間際だったためか結構ガラガラで、チケットもすぐにゲットできました。
ちなみにチケットは大人一般が900円、前売りが700円です。
学生さんは半額かそれ以下くらいまで安くなりますので、記事の最後にまとめておきますね。
展示について
展示室内は茶室以外はすべて撮影禁止、スマートホンの操作も禁止なので、残念ながら美術品の写真は一枚もありません。
でも、貴重な品々を数多く見ることができて、「来て良かった」と感じる展示でした。
個人的に特にグッときたのが
の2つです。
二河白道図は、二河譬という例え話を絵画化したもので、火の川(憎悪)と水の川(貪欲)にかかる細い白道を、極楽浄土へ行くために人々が渡ろうとしている姿が描かれています。
よく見ると生老病死の中で生きている人々の姿が丁寧に描かれていて、見ていて楽しい絵でした。
鷹図はその名の通り鷹の絵なのですが、鷹の迫力が凄まじかったです。
見た瞬間、ゾワッとしました。
「身の毛がよだつ」とはこのことか、と。
中之島香雪美術館の展示の中でインパクトが一番大きかったのが、この鷹図でした。
これから行く方はぜひ見てきてくださいね。
第1期は、4/22(日)までです。
順路の最後に、常設展示されている茶室「玄庵」の複製(原寸大)がありました。
こちらは写真撮影OK。
玄庵は、神戸にある国指定重要文化財「旧村山家住宅」の茶室です。
神戸では、事前にイベントページから申込をすれば外観のみ見学できるようですが、中の様子はここでしか見ることができません。
そしてこちらが中の様子。
実物写真入りの解説もあります。
まとめ・中之島香雪美術館の詳細情報
閉館ぎりぎりに来てしまったので、ちょっと急ぎめに見て回りましたが、とても良かったです。
今度はもう少し早めに来てゆっくり見たいと思います。
関西にお住まいの方はもちろん、遠方の方で関西にご旅行される予定がある方は、この機会にぜひどうぞ。
今回のお出かけ情報です。
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中之島香雪美術館
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(月曜が祝日の場合は翌火曜日が休館)
展示替え期間、年末年始
入館料:大人 900円(前売り700円)
高大学生 500円(前売り350円)
小中学生 200円(前売り100円)
電話番号:06-6210-3766
住所:大阪市北区中之島3-2-4 中之島フェスティバルタワー・ウエスト4階
地下鉄御堂筋線・京阪本線「淀屋橋」駅下車 7番出口より徒歩5分
JR「大阪」駅桜橋口より徒歩11分
JR東西線「北新地」駅下車11-5番出口より徒歩8分
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